「御宿 田 離宮」宿泊記

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2022年8月に大分・湯布院の「御宿 田 離宮」に宿泊したときの宿泊記です。湯布院駅からは車で5分ほどの中心地から少し離れた場所に位置し、目の前に由布岳、周りは田園に囲まれたのどかで静かなお宿です。

外観
入口

老舗のお宿を含め、たくさんの旅館がある中で今回こちらを選んだ理由は、お料理の口コミがとても良かったこと、各部屋に専用の露天風呂が付いていたこと、7部屋しかないので他の宿泊客の方と会うこともなくゆったりと過ごせそうだなと思ったこと。

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さて、ナビを頼りに駐車場へ向かうと、2~3名のスタッフさんが待機されており、到着と同時にてきぱきと荷物を運んでくれました。

駐車場

まずはフロントでチェックイン。その際に希望の夕食時間(18時~ or 18時半~)と朝食時間(8時半~ or 9時~)を聞かれます。

フロント
フロント

センスの良いインテリアでまとめられたロビーには秀山窯の花器やお皿がお土産用に並んでいました。九州の案内リーフレットと共に、草間彌生さん、安藤忠雄さん等のアートに関する本もあり、素敵なギャラリーのような落ち着く空間。

ロビー
ロビー

チェックイン後、スタッフさんと一緒にお部屋へ。今日泊まるのは「思」というお部屋。露天風呂からの景色が一番綺麗だそう。

お部屋「思」の外観

楽しみにしていた源泉掛け流しの露天風呂がこちら!

源泉掛け流しの露天風呂

お風呂から雄大な由布岳を満喫できます。自然に囲まれた場所だけあって、小さなカエルもやってきました。苦手な方は気を付けて下さいね。

ちなみにこちらの温泉、泉質はナトリウム塩化物泉、効能は神経痛・疲労回復・慢性消化器病とのこと。温度調節ができるので、自分好みの温度で入れるのが嬉しいですね。

内湯の檜風呂も源泉掛け流しです。こちらも温度調節可能。

内湯の檜風呂
内湯の檜風呂の温度調節

さて、一通りお部屋の説明を受け、ウェルカムスイーツをいただきました。系列のイタリアンレストラン「ケルカス」で作られているそうで、とっても美味。今回は時間がなく、レストレランには伺えませんでしたが、きっとお料理も美味しいのでは。全部食べると夕食に影響しそうだったので、1つだけ食べて、残りは食後のお楽しみに。

ウェルカムスイーツ

そして恒例のお部屋チェックです!

玄関
玄関

リビングには大きなソファがあり、ゆったりとくつろげます。お布団は初めから敷いてあります。敷布団の下には厚めのマットが敷いてあり、寝心地も良かったです。女性用のワンピース、男性用の作務衣。厚めの生地のベストもありました。

リビング
お布団
女性用のワンピース、男性用の作務衣、厚めの生地のベスト

浴衣と足袋靴下、金庫。

浴衣と足袋靴下、金庫

お茶コーナー。コーヒーメーカーには、スターバックスのカプセルが用意されていました。冷蔵庫のビールとジュースはすべて無料。

お茶コーナー
冷蔵庫のビールやジュース

ゆったりした洗面所。左壁にあるのはタオルウォーマー。使ったタオルはこちらに掛けておけばすぐに乾きます。何度もお風呂に入るので重宝しました。

洗面所

アメニティは雪肌精、男性用にポールスチュアートのヘアートニック等。引き出しの中にはタオル類がたっぷりありました。歯ブラシ等も一通り用意されています。トイレも広くて清潔でした。

アメニティ
タオル類
歯ブラシなど
トイレ

お食事処へ向かう回廊。

お食事処へ向かう回廊

お食事は個室なので、周りを気にすることなくゆっくりとお料理を楽しめます。夕食は和懐石。

  • 先付:冷製雲丹うどん 生雲丹 芽葱 ばら海苔 美味出汁餡 山葵
  • 椀物:鱧漣粉叩き 清汁仕立て 翡翠茄子 蓮芋 板蕨 蓴菜 梅肉 振り柚子
  • 向附:関伊佐木焼霜造り 帆立貝昆布〆 素麺南瓜 胡瓜 針茗荷 芽紫蘇 コーンスプラウト 香母酢ポン酢ゼリー
  • 八寸:
    子持昆布もろへいやのお浸し
    鮑肝和え
    若鮎蓼味噌焼き
    焼鱧寿司
    新丸十蜜煮
    トマト南蛮漬け
    枝豆と新生姜の掻き揚げ
    焼玉蜀黍
  • 強肴:豊後牛のロースト 焼き茸 獅子唐 マイクロロケット 胡麻バルサミコソース
  • 小鍋:甘鯛松笠揚げ 冬瓜摺り流し 県産生木耳 玉葱 浅葱 柚子胡椒
  • 食事:地蛸御飯 赤出汁 香の物
  • 甘味:季節のフルーツ ヨーグルトアイス マンゴーサバイオンソース
和懐石:シャンパン
先付:冷製雲丹うどん
椀物:鱧漣粉叩き 清汁仕立て
向附:関伊佐木焼霜造り 帆立貝昆布〆
八寸
強肴:豊後牛のロースト
小鍋:甘鯛松笠揚げ 冬瓜摺り流し
食事:地蛸御飯
食事:地蛸御飯 赤出汁 香の物
甘味:季節のフルーツ ヨーグルトアイス

地元で採れた季節の食材をふんだんに使ったお料理はどれも素晴らしく、最後の一品まで期待を裏切りません。 盛り付けや器も随所にこだわりが感じられ、目でもお料理を楽しませていただきました。

余った蛸御飯は夜食用のおにぎりに。夕ご飯でお腹一杯だったはずなのに、不思議ですね~。夜中にしっかり食べました。

翌朝、朝食の前に周辺をのんびり散歩してみました。

敷地内の植栽が綺麗。日中はうだるような暑さですが、朝は爽やかで気持ちいいです。道沿いに小さなテラスがありました。

朝の散歩
テラス

この赤い実は何だろう?と思いながら写真を撮っていたら、スタッフさんが椿の実だと教えてくれました。風になびく稲穂は波のようでした。都会ではなかなか見られない風景で心が癒されます。

椿の実
由布岳と稲穂

朝食は昨日の夕食と同じところで。こんな感じの個室です。

夕食・朝食の個室
お花が添えられた可愛らしいお箸置き

ボリュームたっぷりのおかずと御飯、大きなお椀に入っただご汁、お漬物、デザート。御飯はツヤツヤで、とても美味しいお米でした。炊き加減は柔らかめで、我が家好み。

朝食:おかず
朝食:ごはんとだご汁
お漬物
朝食:デザート

チェックアウトは11時なので、朝食後もゆっくり出来ます。帰る前に最後のひと風呂!

源泉掛け流しの露天風呂

焼き菓子と入浴剤等のお土産をもらい、お宿を後に。

私達の車が角を曲がるまで手を振ってくださったスタッフの皆さん、二日間お世話になりました!心落ち着くお部屋と最高のお食事、心のこもった温かいおもてなしで、日頃の疲れもスッキリ解消。今度は露天風呂の紅葉が色付く頃に行きたいです。

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